今、国防男子として自衛官が女性からの人気を集めていることは皆さん知ってますよね。
実際に、毎年毎年「女性から人気の職業ランキング」や「結婚したい男子の職業ランキング」ではいつも自衛官(公務員)が上位にランクインしています。
なぜ結婚したい職業として自衛官が人気なんでしょうか?
また、実際に自衛官男子と結婚したら「楽しくて幸せな生活」が待っているのでしょうか?
実は私、婚活中に自衛官男性と出会って結婚した「現役自衛官妻」です。
今回は自衛官嫁である私が「自衛官の人気の秘密」と「実際の結婚生活」についてお話ししたいと思います。
自衛隊男子に憧れる女性の皆さん、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
結婚したい職業で自衛官(公務員)がランキング上位な理由って?
結婚したい職業ランキングに公務員が挙がってくるのは皆さん知っての通りです。
でもその中でも自衛官が人気だということを知っていましたか?
私は知りませんでした(笑)
だって、自衛官って「自衛隊に所属して国を守る人」っていう何となくのイメージはありますが、「実際にどんな仕事でどんな生活をしているか」って全然知らないですもんね。
知らなくて普通!
だって自衛官って「仕事の内容は国家機密になるようなもの」がたくさんありますし、プライベートでもたくさんの制限がかかっています。
そうやすやすと自衛官のことが分からなくて当たり前なんです!
なので、今回は自衛官妻となった私が「妻の視点で自衛官の魅力」についてお伝えしていきたいと思います。
自衛官の魅力その1 マッチョ
まず分かりやすいところからいきましょう。
自衛官はマッチョです。
筋肉フェチ、マッチョ好きには垂涎ものです(笑)
日々の任務の中で自然に引き締まった筋肉隆々君になるというのもありますが、そもそも筋トレマニアが多く、任務以外でも進んでトレーニングをしています。
もちろんスポーツマンも多いです。
たまりませんね(笑)
しかも屋外での任務が多いのでいい感じに日焼けして、イケメン度は3倍増し。
多少顔が残念でも「なぜか身体がかっこいいだけでイケメンに見える」という不思議マジック。
まさに自衛官の魅力ですね。
自衛官の魅力その2 安定している
次に、やっぱり公務員なので安定した職業です。
お給料はちゃんと出ますし、少しずつではありますが昇給もしていきます。
もちろんボーナスも出ます。
一般の会社と違い、倒産もありません。
安定感は半端ないですね。
もちろん自衛官なので任務には危険が付き物ですが、自衛官の任務全てが危険というわけではないので安心してください。
心配は尽きませんがそっと見守ってあげましょう。
自衛官の魅力その3 家事力の高さ
自衛官になると必ず駐屯地に在籍し、結婚するまでは駐屯地内で生活することになります。
その生活にはいろいろな決まりごとがあり、「掃除や洗濯、アイロンがけなど」全て自分でおこないます。
もちろんチェックが入るのでいい加減なことはできませんし、起床や消灯時間も決まっているので本当に規則正しい生活をしています。
つまり、一般的な家事全般が全て自分でできるんです!
「家事はぜんぶ母親まかせ。結婚後は嫁まかせ」なんて貧弱な男子もいるなか、家事が一通りできるのは結婚相手としてめっちゃ有利。
結婚後は家事を積極的に手伝ってくれますよ。
あと、体力があるので「重い物を持ったり、力がいる仕事」なんかも積極的に手伝ってくれます。
買い物や旅行のときなんかは便利ですよ。嫌がりもせずに荷物を持ってくれますので。
ちなみに、子供ができた後は外出や旅行時の荷物がてんこ盛りになりますよね。
そういった荷物もさりげなく旦那が持ってくれるので、私の負担は少ないです。
「頼んでいるワケではないのに、自分から荷物を持ってくれる旦那の姿」に私がいつもキュンとしているのは秘密です><
ただし、食事は毎食食堂で食べているので「料理の技術だけは身につかない」ようです。
料理までできたら完璧だったのですが…(笑)
自衛官と結婚した私の体験談。自衛官との結婚生活は幸せ?
では、自衛官と結婚したら、実際にはどんな生活が待っているのでしょうか?
自衛官妻である私のリアルな結婚生活についてお話していきたいと思います。
住む場所について
結婚当時「自衛官の社宅と言える官舎(お家賃が安いので人気です。普通だったらここに入れます)」に空きがなかったため、駐屯地から通勤範囲の賃貸住宅を探しました。
住居は「緊急時に30分以内に出勤できるところでないといけない」という決まりがあります。
また、住居の選択は自分たちでしますが、最終的に「上司の許可を得てから決定」となります。
普通住むところなんて自由ですから、ここはやっぱり「自衛官ならではだな」と感じました。
出勤、帰宅時間について
生活自体は大きく変わらないですが、朝の集合時間が早くなることが多いですね。
「明日は6:10に駐屯地出発するから朝は5時過ぎに出る。」なんて言われることもしばしばあります。
それ何時に起きるの?
って感じですよね。
そんな日はもう自分のタイミングで起きて行ってもらっています。
前日寝る前に「気をつけてねー!」と言って寝ます(笑)
帰ってくる時間は日によって違いますが、「すごく遅い」ということはないですね。
私的なイメージで「残業が多くて日付が変わって帰ってくる時もあるのかな?」と思っていたのですが、そんなことはありませんでしたよ。
仕事で帰宅できない日がある件
帰りは比較的早い方だと思う自衛官ですが、残念ながら「帰ってこない日」がたまにあります。
帰ってこない期間は、1日だったり、数日だったり、数週間だったり、場合によっては数か月ということも・・・
「どこにいるか分からない、連絡も取れない」なんてこともザラにあります。
心配ですよね。
でも自衛官妻がそんなことで狼狽えていてはやっていけません!
どーんと構えて、帰りを待ちます。
何なら旦那がいない時はご飯を大量に作らなくていいので楽です(笑)
心配しても仕方がないので、ここはもうポジティブに感がえて待つしかないです。
愛する旦那を信じましょう!
食費がかかる
これも自衛官あるあるですが、自衛隊の男性は本当によく食べます。
うちは特によく食べますが、「夫婦と1歳の子供の3人で毎日4~5合のお米」を食べます。
月で言うと15Kg位ですね。食費がかかります。
お弁当も「大きなお弁当箱におかずをぎっちぎちに詰め込んで、ご飯は別のタッパーかBIGおにぎりを2つ」持っていきます。
夏には「2Lの水筒」を持っていきます。
慣れると何も思わなくなりましたが、最初はびっくりしましたね。
「バランスのいい食事でお腹いっぱい食べられて、尚且つ食費を少しでも安く上げるため」に日々奮闘しています(笑)
ちなみに、他の自衛官男性はここまで食べないと思いますよ。うちの旦那がよく食べる方なだけです。
とはいえ、体力勝負の自衛隊です。
「一般的な成人男性よりは食べる量が多い」のは確かだと思いますよ~。
飲み会が多い
食事関係で言うと、飲み会も多いですね。
上司に誘われると断れないことも多いみたいです。
油断していると…
月に何回飲み会に行くんだ!
そして、月に何万、飲み代につかうんだ!
と怒りが沸々わいてくる事態になります(笑)
が、まぁ、仕方がない分もあるので、ある程度は割り切っています。
でも、あまりにも飲み会に行き過ぎる時はキッチリと話あうことが大切。
「全ての飲み会に絶対に参加しないといけない」というワケでもないので、ここは夫婦で話し合って、「ある程度自制」してもらうしかありません。
頑張りましょう!
自衛官と結婚して幸せ?
さて、ここまで日常生活のことをお話ししてきましたが、「実際結婚してどう感じているか」ということが大事ですよね。
私は自衛官妻となって、とても幸せです!
もちろん帰ってこない日が多かったり、ドロドロの洗濯物を持ち帰ってきたりしますが、家にいる時には家族ファーストで、自分でできることは極力自分でしてくれます。
結婚する前に食事以外の生活の技術は叩き込まれていますからね。
そんなに苦でもなく、当たり前のようにやっています。
職場でも「今日は早く帰ってあげなよ」、「家族大事にせえよ」など先輩や上司などから声がかかるそうです。
男社会でありながら、「家族を大切にするのは当たり前!」という風潮があるのかなと感じています。
結婚生活はこれからの方が長いですし、いろんなことがあると思います。
でもドンとこい!って感じです。
自衛官と結婚してよかったー!!!