「航空自衛官ってかっこいい!」
「パイロット姿に憧れちゃう♪」
「航空自衛官の彼氏が欲しい!ってか、ぶっちゃけ結婚したい!」
自衛官の中でも知的なイメージある航空自衛官(というか、実際パイロットは頭が良くないと勤まりません)。
そのため、航空自衛官に憧れる女性も多いですよね。
ここではそんな女性のために現役航空自衛官幹部の妻である私が「航空自衛官と付き合う方法」をご紹介します。
航空自衛官・・・実は自衛官の中でも特殊なんです。その点も含めて紹介しますね!
航空自衛官との交際を考える前に…要注意ポイント
航空自衛隊は、北海道のてっぺんから南の離島のレーダーサイトまで全国展開している組織です。
場合によってはアメリカや、世界各国に派遣されることもあります。
将来、結婚を考えるのであれば「どこに行っても自立して逞しく家を切り盛りできるような女性」でなければ、航空自衛官の彼女・嫁は務まりません。
自衛官の仕事の特性や、そのライフサイクルなど。
ただの転勤族ではない彼らの特性と、それに付き合うちょっとしたポイントをまとめてみましょう。
航空自衛官にモテるポイントと航空自衛官について
仕事に対する理解がある
航空自衛官に限らず自衛官にモテる最大のポイントは「自衛官の仕事に対する理解があること」です。
上辺のバクゼンとした「カッコいい」といった雰囲気ではなく、心身ともにハードな訓練の過酷さ、その仕事の意味を理解するのが重要。
そして、その仕事に対して口を挟むのではなく、お互いに「お疲れさま」と労いあえることが大切ですよ。
パイロットは航空自衛官の中でも一部
それから、航空自衛隊の中で“パイロット”は数ある職種の一つでしかありません。
航空自衛官は多種多様な仕事のプロフェッショナルです。
航空自衛官と出会ったら先入観を持たず、まず「どんな仕事をしているのか」話を聞いてみてくださいね。
意外な仕事があったり、面白い話が聞けたりしますよ。
自立心があり、フットワークが軽い女性は向いてる?
また、自衛官は「自立心を持っていることと、フットワークの軽さ」も魅力です。
何かあった時にすっと最適な行動が出来る人。
自衛官は訓練によってそうした能力を身に着けていますが、そのペースについてこられないと、バランスよく付き合えません。
どんなにかわいくて魅力的な女性でも、何か起こった時に「行ってらっしゃい!」と彼の背中を押してくれる人でなければ、心が残って仕事に集中できません。
今の時代、女性も経済的自立をしている人が多いので、お互いの苦労をきちんと理解しあえるような働きかけと、相互の理解ができることが重要ですね。
航空自衛官の彼氏と上手に付き合うコツ
遠距離恋愛を覚悟して
自衛官は遠距離恋愛になっても「この人なら大丈夫」と思える相手でなければ、付き合ったとしても長続きできません。
というのも、職種にもよりますが、若い自衛官は2~3年に一回のペースで転勤して全国各地を回る可能性が高いからです。
たとえば、地元や実家に強い愛着があって、そこから離れたくない、というのであれば、転勤した時点で付き合い続けるのが難しくなります。
好奇心がある女性だと長続きする?
逆に「どこに行っても大丈夫!」と様々な土地での暮らしに好奇心を持って臨める人は安心して交際を続けられる可能性が高いですね。
田舎でも離島でも、そこでの暮らしを楽しめる逞しさは、誰しもが求められます。
2~3年の期間限定だから、とその土地の美味しいものを食べたり、温泉に通ったり、地元の友達を作ったり、ということができれば、子供が生まれた時にもいろんな楽しみが増えるはずです。
転勤のデメリットは確かに多いですが、逆手にとってメリットを探せるポジティブさが大切です。
交際期間中に転勤があっても、お互いにフットワーク軽く泊りがけでデートしたり、スカイプやラインで日常的に会話することでストレスを軽減して付き合い続けられるのであれば、結婚に進展できる可能性は高くなります。
しかしそこで「仕事と私とどちらが大事?!」的なことを言う人は、自衛官と長く付き合うことは難しいでしょう。
ケンカから結婚を決めた女性の例
一例ですが。
私の同業嫁友達は、九州で知り合った今のご主人と遠距離恋愛中のとある金曜の夜にケンカした時、翌土曜日の朝イチの飛行機で当時彼氏が訓練していた某基地に隣接した空港に飛び(民間の空港と滑走路を共有してので)。
電話で「今滑走路の反対側にいるんだけど出てきて」と驚かせて、空港ビルで二人でランチを食べて話し合って、夕方には結婚を決めて地元に戻った、という猛者がいます。
「それくらいの勢いがあれば、どこに赴任しても大丈夫」と太鼓判を押された花嫁になりました。
航空自衛官の彼氏を作るには?
自衛隊のイベントに参加する
航空自衛隊の基地や施設がある地域にお住まいであれば、最近は自衛隊や自治体が主催のお見合いパーティなども開催されているようですね。
また、航空祭や基地のイベント、見学会、ヘリや飛行機の体験搭乗などに参加して、自衛官という存在と接点を持つことから始めてみてはいかがでしょうか。
周辺住民を対象に募集される基地モニターというシステムもあります。
婚活イベントなどに参加する
そうした接点をなかなか持てない場合には、思いきって自衛官専門の婚活パーティを活用してみるのも一案です。
むしろ最短コースで希望に近い相手と知り合うことができるというので、利用する方が増えています。
雑誌を活用
また、“MAMOR(守る)”という雑誌をご存じでしょうか。
一般の書店でも入手できる月刊誌で、防衛省関係の情報を扱っています。
こちらには毎月、陸海空で一名ずつ、彼女募集の男性隊員が掲載されるコーナーがあります。
一度手に取ってみてはいかがでしょうか?
自衛隊に関する情報も多々掲載されているので、勉強になりますよ。
SNS等で発信する場合は要注意
SNSを使って「自衛官と結婚したい!」「自衛官と付き合いたい!」と公言している女性もいますが、そこからめでたくカップル成立、結婚となった後で、SNSのハッシュタグで“#自衛官彼女”とか“#自衛官嫁”をつけて発言し、問題になっているケースがあります。
無防備に写真や名前、仕事についてのあれこれ、休日のスケジュールなどを載せていることで、自衛官本人が特定されてしまい、処分の対象になる可能性もあるからです。
こうした危険性をきちんと理解して節度ある行動が出来る人こそが、求められ、また、ふさわしいのだということを覚えておいてください。
特別なことではありません。
基本的なネットリテラシーと一般的なマナーがわかっている方なら、大丈夫です。
頑張ってくださいね。